肋骨MTG -人のガバ見て我がガバ直せ-

MTG(マジックザギャザリング)でライブラリアウトデッキばっかり使ってる人のブログ。 書いてあることを鵜呑みにしないで使えそうなエッセンスだけ抽出してね。

MTGのイラストプリントと額縁その1 ※ブロマガより

今回の記事はLOについてではなく、
MTGのイラストプリントの相場とそれを飾る額縁についての日記のようなもの。
興味ある人やイラストプリントを飾る額で悩んでる人は読んでみそ。
興味ない人は不可思の一瞥を4枚買ってLOデッキを、組もう!


MTGが紹介される時にだいたい言われること

「海外アーティストによるイラストが綺麗!」

MTGが日本産TCGと最も異なるビジュアル的な部分だから
そう紹介されるのは当たり前だよなあ?

でも実際のところ、MTGのイラストってどれくらい人気があるものなんだろう。
基本的にはカードの強さ=人気や価格ではあるんだろうけど、
強さは別にして希少価値で人気や価格が高いカードもあるのがMTGの魅力のひとつでもある。

ではここでカードの強さと希少価値でクッソ高い人気と価格を誇るカードの
イラスト単品の価格を見てみよう。


《Underground Sea》直筆サイン入り原画プリント by Rob Alexander
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gILLUS-8000011/


《Ancestral Recall》 直筆サイン入りイラストプリント by Mark Poole
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gILLUS-11000020/



ファッ!?(カードに対して)安すぎィ!!

複製原画みたいなしっかりした印刷ではないにしても
作者本人の直筆サイン入りでこれって…うせやろ?
まあイラスト単品であらためて見ると何の変哲もない浜辺に謎の遺跡とおっさんだからね。
これにカード部分が付くとウン十倍の値段が付くんだから不思議だね。

CGが使われてない頃のイラストだからこの値段と思いきや、
最近のカードイラストでも用紙サイズで多少変わる程度でほぼ均一。
どういうことなの…♂
その理由はBMOMTGのベテランイラストレータJohn Avonがアーティストサイン会を
開催していたところを見て分かった。
BMO特設サイトhttp://mtg.bigmagic.net/bmo07.html

サイン会の合間の時間にイラストプリントを販売してたのだ。
価格は先の通販ページと同じくらい。
そしてサイン会の前後に預けておけばサインも書いてくれる。

せっかくだから自分も一枚買ってみることに。
カードとしても好きでJohn Avonが描いてるものといえば
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》なのだけれども、部屋に飾る絵としてはちょいと暗い。
なのでカード性能関係なく選んだ結果がこちら。



滝の表現が暑い夏の気温にスゥーっと効いて・・・これは・・・イイ・・・。

神河物語の水まといの洞窟というアンコモン土地に使われたイラストらしい。
元のカードを知らずに買ったのになんの因果か青黒ディミーア色。
しかしカードのサイズで見るのと結構印象が変わって面白いのう。


ちなみにイラストプリントのサイズはA4で、それなりしっかりした厚紙に印刷されている。
けど厚紙のまま飾るのも味気ないし耐久性の問題もあるので
百円ショップでA4サイズの額を買って入れてみた。




お~~ええやん!気に入ったわ。ナンボなんこれ?
こちら額代込みで¥1105となっております。
日本一やお前!

思いのほか自分の中でなかなかのヒット。
もうMTGのイラストの人気がどうとかどうでもええわ、
自分の好みにヒットしたものだからそれだけでもう日本一なんや!(粗暴な力)

気を良くしたわしはイラストプリント額入れおじさんと化す。
イラストプリントを販売している店が晴れる屋しかないので、
そこから家に飾れそうなものをチョイス。(他に取り扱ってる店があれば教えてほしい)
※好きなカードから選ぶとほとんど死体か死にかけのオッサンか荒廃した土地か
 うんこ座りしてるオッサンしかいなかったのでNG

《島/Island》[ラヴニカ版アリーナ] 直筆サイン入りイラストプリント by John Avon
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gILLUS-1000033/

《沼/Swamp》[ラヴニカ版アリーナ] 直筆サイン入りイラストプリント by John Avon
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gILLUS-1000034/

《神聖なる泉/Hallowed Fountain》直筆サイン入り原画プリント by Rob Alexander
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gILLUS-8000010/

《幽霊街/Ghost Quarter》直筆サイン入りイラストプリント by Peter Mohrbacher
http://www.hareruyamtg.com/jp/g/gILLUS-7000012/

うん、おいしい!

・・・ちょっと待って!?
神聖なる泉と幽霊街の用紙サイズがA4じゃないやん!

神聖なる泉:レターサイズ(215.9mm×279.4mm)
幽霊街:11 x 14インチ(27.94cm x 35.56cm)

調べてみると、どうやらどちらも海外では一般的なサイズであるものの
日本ではロクに採用されていないサイズらしく、ピッタリはまる額縁はどこにも売ってない。

が、そもそも絵を額にピッタリはめるという発想に囚われる必要はなく、
マット紙(額と絵の間にある紙)の中抜き寸法(切り口のサイズ)に収まれば良かったのだ。

神聖なる泉は余白が多いので、イラストと題字部分のサイズをパパパっと測って
収まりそうな額とアマゾンで注文した。
HAKUBA エコフレーム MD-01 A4 ブラウン 木製 FMD01-BRA4 ハクバ https://www.amazon.co.jp/dp/B011U4QQTI/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_iaZSxb0A4RQGR
ついでに安いA4用の額も注文。届いたら額に入れた写真をアップしよう。


問題は幽霊街の方で、こちらは紙いっぱいに印刷されていて余白が無い。
額はもちろんマット紙の中抜き寸法も合うものが売ってないので残された選択肢は以下。
①無いなら作ればいいの精神でマット紙を自作する→意外と練度や専用の器具が必要らしい
②マット紙をオーダーメイドで頼む→ネットの見積もりサイトでは約¥1100+送料
③あきらめる

一晩考えて面倒になってきたので諦めた☆
しかし今日、別の買い物のついでに世界堂という池袋の画材店に立ち寄ってみると、
一般的な額が売っている+マット紙を好みのサイズに切り抜いてくれるという行幸

さっそく店員さんにイラストの写真と用紙サイズを伝えて
丁度良いものをチョイスしてもらった。
価格はうろ覚え
・四ツ切サイズ(424×348cm)の額:¥1800
・額に付属のガラス板を割れにくいアクリル板に変更:¥700
・マット紙:¥400
幽霊街の¥1500も合わせて計¥4400。

当初の想定より多少値は張ったけど、
これより高いカードをぽこじゃか買うこともあるしええんちゃう?




お~~ええやん!(反復)
アクリル板にうっすらと映り込む掃除機の霊がゴシックホラーぷりを倍増させていいゾ~これ

写真だとなんか違うな…遺影みたいな?ままエアロ
とにかくアレだ、みんなもMTGのイラストプリントを、飾ろう!(雑な締め方)